« 2012年10月 | トップページ | 2013年8月 »

2013年7月25日 (木)

まいどまいど電気窯の修理

土丸展が終わって、呆けたようなわし。
今日は、ちょっと余裕があって、ゆっくりとできる予定だった。

窯の修理を昨日中に終わらせるつもりが、なかなかできなかったので、今日は朝から窯修理。今日のブログは、興味のない人にとってはとてもつまらないよ。

他の教室の人はどうしているのかしらんけど、わしは大体自分で修理する。電気窯のトラブルって、ほとんどは「断線」つまり、あのニクロム線の親玉みたいなのが切れてしまうこと。

実際は、ニクロム線ではなく、「パイロマックス」という。還元焼成ができる電熱線。
これが、何かの拍子に切れるのです。まあ、15KW以下の線ならば、けっこう細いので、そりゃ切れる。悲しいほど・・

切れたら、つなげるかというと、つなげません。応急処置はできます。

応急処置の方法
Dscn1786 切れた部分を重ねてできるだけぴったり沿わせて、ピンでガッチガチに留めます。

よく、ぐるぐる巻きにすればよいとか言う人いますが、無駄です。なぜなら、電気が通じるのはただの一点。長く接触していても、通じている部分はただの一点なので、ぐるぐる巻くのは大変なだけ。

さらには、巻くときに、かなりの負荷がかかるので、また切れやすい。

それじゃあ、このように沿わせて、ガッチガチに留めれば、治るかというと、あくまで応急処置。たいていまた切れます。

なぜ切れるかというと、たぶんビビって、接触面がまたこげて焼けてしまうのだ。このビビリを防ぐために、ガッチガチに止めるのだけど、そのうちにゆるんでビビってしまう。

素焼きぐらいならば、応急処置のまま使えるけれど、本焼きはせいぜい2、3回ぐらいしかまあもたない。最高10回くらい焼けた時があるけど、どうせダメになるので、さっさと新しいのに張り替えたほうがいいよ。

しかし、この窯、電熱線暴れてるなあ、3年ぐらいメンテしてなかったからなあ。

修理に必要と思うのは
①トーチバーナー(これで電熱線を熱して曲げます)
②ペンチ&おすすめはラジオペンチ。先が細いやつ

この二つは要ります。さらに、実際に電熱線を外す時は、ユー字ピンを引っこ抜くのが大変。わしは、ピンの先端を鉄線カッターで全部切ってから引っこ抜きます。その方が楽だわ。

それで抜いてるとこと、全部抜いたとこ。
Dscn1787_2
Dscn1788








それで、抜いたら、ピンの黒くこげたカスを掃除し、穴が大きければ、カオウールを丸めたものか、耐火モルタルで穴を埋める。手間かかるわ。

Dscn1789
んで、きれいに張り替えたあとはこんな感じ。
きれいですね。

時間があれば、電熱線が暴れているところをトーチバーナーを当てて、暴れを収める。
これまた時間がかかる。






窯の内部を貼り直したら、配線部分をとりつけて、一応完了。
5分ほど通電してみて、熱くなるか見てみる。

本当は、このあと空焚きが良いとされてる。1050度以上を6時間キープとか言われた。
わしはもったいないので、たいていはちょっとゆっくり気味に酸化焼成をする。今日も、酸化つめて焼いた。

というところで、終了は19時。わしの一日を返して欲しいわ、いやほんま。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2013年7月23日 (火)

祭りのあと

土丸展が終わった。
あんなにたくさんあった作品たちも、寄ってたかって片付けたら、あとはがらーん。

Dscn1752 こんな感じです。広いねえ。大倉山記念館






今年は、搬入も搬出も多くの生徒さんが手伝ってくれて、ものすごいスムースに終えることができた。感謝です。でも、その場では、わしはいつもかなり殺気立っているので、すみません。

今年から始めた「テーマ展の投票」だけど、わしの見た感じはたいへんよかったと思う。
まず第一に、来てくれた人が作品をよく見てくれる。注意深く見てくれる。これはなんせ素晴らしいではないか。
次に、お当番の人も、いろいろ説明ができて、楽しそうな感じがした。普通は、特に何もないので、お客さんの数数えたり、お茶出したりぐらいだったのが、張り合いもでたことであろう。

いよいよこれから集計して、発表になるわけであるが、発表の場は、やはり飲み会が望ましいだろう。なんせビアマグだから。さらには、賞品も用意せねばならない。

ふふふ、これをネタにまだまだ楽しめるなあ。こういうの嫌いじゃないんです。
祭りのあとは、また祭り

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月21日 (日)

やってみるべ

おひさ

今、なんとか動画をいろいろなんとかしようと、苦闘中なのだ。
写真でさえ持て余しているというのに、動画なんて、とんでもないかもしれんが、とりあえずやってみるべ。

ということで、動画、アップしてみました。youtubeです。下をクリックしてみましょう。
別にいやらしいものとか出てきません。たぶん、「第14回土丸展」というのが出てくると思います。

http://www.youtube.com/watch?v=RVG20JeMggA

今年も土丸展だ。本当に、ここ何年か、土丸展の少し前あたりからブログが復活し、土丸展が終わると同時に、ほぼ書かなくなり、始まった土丸展がはたしていつ終わったのかさえさだかでないような感じで、じゃあ、これから心入れ替えて、ブログくらいきちんと書くかというと、
わしは自分を知っておる。たぶん、きちんとは書かないであろう。すまん。

今年の土丸展、新しい試みをやっております。ここ何年か「テーマ展」というのをやっていて、おととしは「ご飯茶碗」去年も同じくご飯茶碗、今年はビアマグとなっている。

通常の展示のものは、生徒さんが、自分が出したいものを出すので、これはものすごい幅があるというか、いろいろありすぎて、とても同じものさしで評価はできない。

しかし、ご飯茶碗やらビアマグというものならば、概ね並べて評価できるであろう。

そこで、今年は「投票制度」取り入れました。選挙ですね。今日はそういえば参院選のい投票日だ。

順位をつけるものではない、優れているかどうかなんていう視点での比較はできない。
そこで、
①このビアマグでビールを飲んでみたいと思える作品はどれ?
②なんか、インパクトがすごいあるなあと思える作品はどれ?
③こりゃ参考になるなあと思えるような作品はどれ?

という3部門での投票にした。

AKBの総選挙は、CDを山のように買いさえすれば、投票権が山のように得ることができる。推しメン。

土丸展選挙はすごいよ。会場に行って、芳名帳に名前を書きさえすれば、投票券がもらえる。だから、一回見て、もう一度名前をかけばもういっかい投票できる。一応、2回までね。
そんで次の日も、それをやれば、また2票。土丸展は6日やっているので、毎日来て、2回ずつ書けば、なんと12票も投票できてしまう。推しメンのために、そこまでやる人は、果たして出てくるのであろうか?というか、あすで終わりだけど、そんな人いないし・・・自分でやって自分に入れてもいいけど、それで「奥田12票」とかだったら悲しすぎるしなあ。

そして、上の3部門、結局のこところ一番多く得票した人には賞品をださねばなるまい。なんか一部の二子新地教室の生徒のあいだでは、「ハワイ旅行ではないか?」という噂が出ているらしいが、この一週間以内に宝くじにでも当たらない限り、そりゃないだろうなあという感じがするけど、まだ否定してないのよね。面白いから。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年10月 | トップページ | 2013年8月 »