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2012年3月 9日 (金)

ハマの伝説

わしは誤解をしていた。

横浜に住みだして、もう20年以上たつ。街中をいくと、時々見かける看板に、

「伝説の○○」とかあるのが気になっていた。

そのひとつ、「伝説のチーズケーキ」というのは、既に食べた。これはもう去年になるのかな。

あちこちで、「伝説のチーズケーキ」って看板見てたけど、そもそも自分で「伝説」というところがいかがわしい。しかも、あんなでかい看板。どうも怪しい。ということで、手を出したことはなかった。

それは、わしだけでなく、うちで働くスタッフもそんなこと感じてたみたいだけど、確か、誰かが結婚とだんなの転勤で、辞めることになって、それで記念というか何かわからんけど、他のスタッフが、一つ買ってきた。すごい小さかったような。それで、けっこうなお値段だったような、怪しいとか言いながら、食ってみると、これが濃厚でけっこううまくて、怪しい伝説が、さすが伝説ということになって、すぐにもうひとつ買いに行ったような記憶がある。

ということで、ひとつの伝説はクリアした。

昨日、気になっていたもうひとつの伝説。横浜駅西口側の新横浜へと向かう道沿いに、

「伝説のすた丼」

というこれまたでっかい看板というか垂れ幕みたいなのが下がってて、
「先代オヤジが愛した伝説の味」
とかいうコピーも気になる。

そこを通るたびに、わしは
「横浜ちゅうところは、伝説っていうのが好きなんだなあ。しかも自分で言うのが好きなんだなあ。」とか
「オヤジが愛したのはいいけど、それよりお客が愛した方がいいんだけどなあ。けど、まあ自分で伝説っていうくらい自信あるんだから、いいっか。」とか

それこそ、たぶん100回以上通りながら、100回思っていた。そして、101回目。

昨日、新横浜方面に行く用事があったので、ついに寄って見ました。

まず「すた丼」って、なんだと思っていたら、「すたみな丼」だったのね。豚バラをタレとしょうが、にんにくで炒めて、てんこ盛りのご飯に載せたものです。ちなみに、生卵がついてきて、食べるときには、それをぶっかけて食べます。

もし、ご飯があまったら、もうひとつ卵を頼んで、それをかけて食べよとか親切に書いてあります。

おいしゅうございました。量、多いわ。わし、普通盛りにしたけど、多いわ。確かに人によっては、ごはん余るわ。それよりも店の様子が気になってしょうがない。実に「おとこくさい」というか「男」というか「漢」というような店。

「何がなんでも、いついかなるときでも、すた丼を食うべし!」とか書いてある。
真っ黒のTシャツきた若いあんちゃんが、店のあちこちに立っている。しかし、水は自分でコップで入れねばならんし、食券を買わねばならん。あの立っている人たちは何をしてるのかな。

さらには、「肉、マシマシ!」とか「しょうが、マシマシで!」とかいう声が飛び交っている。ここは二郎か?丼界のラーメン二郎か?でも、どっちが先だかわからない、なんせ先代オヤジが昭和40年代から愛した味だからな。

ああ、わしがあと20年若ければ、この店、愛用しただろうなあと思いながら、満足して店を出た。そして、これで「ハマの伝説」をまたクリアしたなあとか思っていた。

家に帰って、気になって、ネットで調べてみた。「すた丼」そしたら、あんた、発祥は国立やがな、横浜ちゃうがな、ありゃりゃ、こりゃまた失礼しました。

後で、言われたけど、ものすごいニンニク臭いらしいです。自分ではまったく気がつきません。ということで、気にさえしなければ、問題なし。それが漢だ!



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