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2011年3月30日 (水)

中島潔の襖絵を見に行った

2ヶ月か3ヶ月前か忘れたけれど、NHKのブラタモリだか、何だかを録画しようとしたら、中島潔という画家の話の番組を録画してしまった。

それまで、中島潔という画家のことはほとんど何も知らず。ただ、子供の絵や、うめ吉という犬は、どこかで見たことがあって、「ああ こういうの見たことあるなあ。」となんで、こんなもの録画したのかなとぼんやりみていた。

きれいな絵を描く人なんだなあと、思っていたら、この「大漁」が出てきた。

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なんなんだろう。この絵は、金子みすずの詩を基にしているらしいけれど、なんか激しく心が動揺する。

この襖絵を中心に、中島潔の展示会が昨日まで、銀座の松屋でやっていて、なんとか最終日に行くことができた。

展示会、入ってほぼすぐのところに、この「大漁」が展示してあった。見たとたん、背筋がぞくぞくっときた。
なんか圧倒的。わしは、はるか昔、水産学部の学生時代に、ハワイまで船で行き、当時のハナウマ湾(たぶん今よりはるかにきれい)で、泳いでいた時に、小魚の大群の中に身をおいたことがあった。前後左右、すべて魚の銀色の光。わしはその中にいて、苦しいほど感動したのを覚えている。

その気持ちと、同時になんとも言えない不安感。でも惹かれる。
絵をみて、こんなに心が動いたのは、子供の頃にルオーを見ていらいかなあ。
わしも、もうおやぢではあるけれど、なんらかの感受性がまだ残っておるのだなあ。うむうむ。

「大漁」で感激したあと、松屋のデパ地下見学。ものすごくおいしそうなものがいっぱいある。見ていると、なんかどう見ても、お金に余裕のありそうなマダムが友人と談笑しながら、いっぱい歩いておる。

ここは平和だ。でも、納豆がない。むう。わしは関西人で、納豆などあまり好きでないが、あんまり周りの人が納豆ない納豆ないと騒ぐので、つい探してみました。あってもわしは、食わないと思います。あったら、買ってたかなあ。うむう。わからんちん。


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2011年3月22日 (火)

陶芸に関する不謹慎なお話し

これは部分的には本当で、部分的にはフィクションで、全体ではいかにもありそうで、陶芸やっている人なら、ううむそうかもと思うところがあります。

うちの生徒さんで、男性の方。とても熱心で、いっぱい作品を作られます。お皿やら、壷やら、それこそいっぱい。

最初の頃は、奥さんも、喜んだり、感心したりしていましたが、だんだん量が増えてくるにつれ、
「また 持って来たの!」という感じになり、最近は、だんなの持ってくる作品は、もうろくに見もしないで、ただ「じゃま」

そういう中で、この地震です。

確かに、揺れでいくつか倒れたりして割れましたが、ほとんどは大丈夫でした。地震の時、家に残った奥さんは、だんなの無事も電話で確認し、ああよかったと一安心。

そして、はたと気が付きます。これは千載一遇のチャンスだと。

無事だったはずの、旦那の作った作品たちを、おりゃおりゃと割っていきます。本来、大丈夫なお皿もついでに割っちゃいます。全部割ったら、さすがに悪いので、いくつかは残しますが、もう、今までのうっぷんを晴らすかのように、割っちゃいます。

数時間後、苦労して、だんなが帰ってきます。そして、奥さんから、家は大丈夫だったけど、作品が割れたという話しを聞きます。部屋を見ると、棚は大丈夫なのに、作品だけが、ほぼ不自然に割れまくっています。

奥さんが、「残念ね~ あんなに素敵なのがいっぱいあったのにね~」とか言ってるのを聞いて、だんなはひとこと。

「うん またいっぱい作れるな!」

というような話しを、今日生徒さんとしてました。本当かな

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2011年3月19日 (土)

4月から何をしようかなあ

とにもかくにも時間が過ぎる。今日で、地震から一週間。

停電あるし、なかなか窯も炊けないし、停電してないから焚いてもいいというもんでもない。エネルギーがもったいない。

しかし、この電気というやつ。便利だけど、不便だなあ。これを読んでいるみなさま、世の中の原子力発電をゼロにする方法があるのを知っていますか?これさえ、できれば、原子力発電なんぞ不要というもの。それどころか、電気代はものすごく安くなるのではないか?すると、エネルギーとして、石油やガソリンなど使わなくなるだろうなあ。

それは、電気を貯めること。貯電。これはないんだよなあ。蓄電池というものがあるけれど、そういうみみっちいことではなく、どーんと溜め込む方法。したら、人があまり使わない夜の間に、せっせと電気を溜め込み、あとで一気に放出ということさえできればなあ。
水力でも、波でも、あるいは太陽電池でもいいわ。とりあえず、どこでも電気作って、貯めてしまえればなあ。

この技術なんかも、人工光合成と同じく、人間が本気になって取り組めば、なんらかの方法が必ず見つかると思う。ああ、誰かやってくれい。そして、停電と原子力の恐怖から救ってくれないかなあ。わしも、若くて、もっと頭がよければやってみたいなあ。

という、ちょっと妄想っぽいけど、実に人類にとって重要なことをぼんやりと考えながら、同時に、4月から何をやろうかしら、カリキュラム考えている。

ずいぶん、みみっちい話しだけれど、こんどの4月は重要よ。とわしは自分に言い聞かせとる。

この地震の影響というか、後遺症というか、停電等もあって、なかなか教室に生徒さんは、来ずらいだろうし、やる気をなくす人もままいるであろう。なんせ、人の意識が変わりつつあるのだからな。

そういう背景がありながら、4月からのカリキュラムを見れば、なんか楽しそうで、しかもうまくなりそうで、こりゃ、やっぱり教室にちょっと行きたいかも~と思わせるような、

ああ、俺って、自分でなんでハードル上げて、難しくしてんだあ。そんなカリキュラム、ほいほいできるかいや。

と、あえてハードル下げるために、自分で突っ込んでみても、現実はそこにあるのだから、どんなことやろうか、またず~っと考えているわしであった。

空から、アイデアが降ってこないかのう。逃避だ逃避だ。

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2011年3月17日 (木)

縄文よ

わしはひまなんだろうか。こんな夜中に、まるで不要不急のブログを書いておる。

この一週間で、世の中は変わった。もうじき春だなという、うららかな感じから、何か不安を日々感じる世界になり、意識が変わったように思える。先週の金曜日から、まだ一週間たっていないのだ。すごいなあ。

今、関内の教室には、生徒さんの作った縄文の土器っぽいのがいっぱい並んでいる。2週ほど前に、縄文土器みたいなのをやろうというカリキュラムを組んだのだ。

縄文やるにあたって、どんなことをやろうか、具体的に何をどんな風に作ろうか、迷って博物館に出かけた。某横浜の歴史に関する博物館というもので、市内某所にある。なんで、こんなに某某と書いているかというと、わしは悪いことをしてきたからなのだよ。

400円の入場料を払って、入ると、ここ横浜の某所は縄文の大集落があっただけのことはあって、縄文土器はけっこう充実している。縄文初期の隆線紋土器がけっこういっぱいある。先がとがった、とんがり帽子みたいなやつで、一個一個はけっこう大きい。

正直、わしはこの土器、何に使ったのか知らなかったが、解説を読んで驚いた。煮炊きなんですね。縄文初期はほぼ煮炊きらしい。へえええええ。煮炊きかあ。

しかし、誰もいない。わし一人である。ふうん、わし一人かあ。んじゃ失礼と、どのくらいの厚さがあるのかなと思って、触ってみた。これが、けっこう薄い。ちょっと驚くほど薄い。もちろん厚いのもあるけど、大きさのわりには薄い。うーむすごい。

わしは縄文土器の前でうーむうーむとうなり、別の部屋に弥生の土器があるので、そこに行って、またうなり、また縄文に帰ってきてうなりと、そこかしこで唸りおじさんやっていたが、なんせ誰もおらんので、唸り放題。

それにつけても、このとんがりの土器は不思議だ。この形、それに先まで模様がついている。この縄文は、土が軟らかくないと、つけられないから、その縄文が先までついているということは、作ってすぐにつけたのだろう。ということは削りもされておらんし、つまりはこれはさかさまに作ったということか。などと考え込んでいた。

いろいろ縄文の本を見たりしたが、具体的な土器の作り方とかは載ってない。しみじみ考えてみると、縄文初期の土器は、器の口、つまり上の円をスタートにして、三角錐のように積上げて作ったんじゃないか?

夜中に、教室で作ってみた。さかさまにして、んで縄文とかつけて、たたらで底をふさいで
Dscn2216Dscn2241 作ってみたのよ。

これは面白い!これだと、大きなものが薄く作れるし、削りがない。
それに、縄文土器って、ろくろもないのになんであんなにきれいに丸いのかなと思っていたけど、大きな円から小さな円になっていくと、これは断然作りやすいのだ。

ううむ。縄文恐るべし。これが1万2千年まえ。

というようなことを、まさに今こそしみじみと感じるわしであった。
今回は、ちょっと陶芸教室っぽい感じで、よいなあ。おしまい。自画自賛。

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2011年3月15日 (火)

何が大事なんじゃ

大事な電気を使ってこんなブログを書いているわし。そして読んでいるあなた。

むう。ですなあ。

今日から計画停電が実施され、実際の停電は夕方までなかったものの、電車のダイヤが思いっきり大混乱で、仕事も学校も行けない人が続出だった。

そんな中、たかが陶芸教室を開けていてよいのか?とか考えたけど、
テレビを見たら、気が滅入るし、何も考える気も起きないし、どうにも元気がでないし、というときには、やはり何か集中してやるのがよいのではないか?

まあ少ないだろうけれど、人と話しをしたり、ちょっと集中して土を触っていると、多少は気が晴れるのじゃないか。

わしはそう思うのだ。それで、うちのスタッフにも、暗くなるな、教室行くのも大変だけど、そういう状況を余裕を持って、いっそ楽しめと、偉そうに訓示メールを送った。

教室自体は、ぜんぜん平気。この前の土曜日、さすがに教室はお休みにして、生徒さんに連絡していき、その後、横浜関内から大倉山、そして二子新地と自転車で回ってみた。実は大部分電車動いていたけど、勢いで、自転車してみた。したら、まったく問題なし。

本当にいくつか、サンプルが落ちて割れた。生徒さんの作品は、わしの見たところ2つだけ割れた。あとは大丈夫。

これから、停電あるから、窯はなかなか焚けないし、電気が余っている週末の深夜ぐらいしか許されないなあ。しかし、まあそれはよいけど。

節電もするし、停電したら教室はまだ寒いし、暗いかも。さらにはスタッフによってはなかなか教室にたどり着けなかったり、遅刻もするだろう。けれど、そういうこと全部ひっくるめて生きているということだし、ああ暗いなあ寒いなあとか思いながら、陶芸やるのもいいではないか?とわしは思うのだ。

まあ、まだ陶芸という気分にならない人はたくさんいる。そりゃそうだよ。でも、教室はできrだけ開けて待っていたいなあと思う今日であった。許してね。おしまい。

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2011年3月11日 (金)

陶芸教室スタッフ募集だあ

すみません。また超久しぶりにブログを書く。

ええ~っと以前に書いたのは・・・ ぐわああ 「ど派手に更新」とか、去年のことですね。

さらには、せっかくコメントをつけてくれた、ペコリーナさん。すみません。

では、「2重もの」のお写真。

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最初が素焼きで、次が本焼き後。だいたいこんな感じです。けっこう面白いでしょう。

生徒さんの中には、昨年末よろこんで持って帰ったら、お正月に親戚が来て、この2重ものを見て、えらく感心し、「これでビール飲む!」ということで、どうぞどうぞとビール注いだら、

じゃーと漏れた。というご報告を新年早々受けたりしました。ううむ。こんな怪しげなもの、使う前にきちんと確認しましょうね。ちなみに、サンプルで作ったのは、5個中1個しかもれませんから。

このあたり作り方を少し改善すれば、かなり防げるんです。ふふふ。

さて、そんなこともあるけれど、今頭がいたいのは、今回の表題。この4月に、うちのスタッフが3名、出産やら旦那の転勤で抜けてしまう。出産はいいわな。本人が望んだことだし、めでたいし、何にも文句ない。

旦那の転勤。本当に、俺からすると、なんか冗談じゃないかんじ。うちは、現在15名スタッフがいて、ほとんどが女性で、だんな持ちも多いので、こういうことがまま起きる。問題は、だんなはさておき、スタッフ本人はまったく転勤を望んでおらず、かなりご不満というところ。

わしもご不満ね。でも仕方ない。これから、また人を探さねば。

そうだ、これからは本当の本当に、もっと更新しよう。いったん書くのを止めると、面倒くさがりのわしは、まったくどうにもしなくなる。これではいかんと心に誓うのであった。

おしまい。

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