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2009年7月 5日 (日)

土丸展を機会に復活

実に身も蓋もないけど、タイトルの通りで、土丸展を機会にブログをまたまた書くことにした。本当に久しぶりで、なんかアクセスの記録を見てみたら、けっこうアクセスされているではないか。まことにすまんすまん。

今週の火曜から、毎年恒例の土丸展が、これまた恒例の大倉山記念館でやっている。このブログを幸いにも、7月5日の午前中に見られた方は、ラッキーです。7月5日の夕方5時までやってるから、走れば間に合います。10分ぐらいなら、閉めるの待ってます。

この7月は、土丸展のほかに、わしというか土丸におおきな出来事があったのだ。知っている人は知っているけど、土丸自由が丘が、陶芸教室「つぼみ」に変わったのだ。

昨年のリーマンショック以来、もともとふらふらの陶芸教室の運営がさらにふらふらで、ああどうしようと思っていたら、土丸のスタッフの一人の中村さんが「わたし!やりまあす!」と手を挙げ、無事に譲渡。独立という運びになったのだ。

これは実にめでたいことではあるまいか。独立である。インデペンデントである。大変である。でも、教室としてはすでに立ち上がっているので、ゼロからやるよりはずっと楽だけど、それでも大変だ。そうだそうだ。

この感想や顛末は、また落ち着いたらゆっくり書こう。

それよりも、ぜんぜん細かいことだけど、質問がコメントでついていたので、これの回答をせねばならん。冷却還元についてだ。

冷却還元とは、温度を下げながらも還元を続けるという焼き方で、この還元度合いを強めれば、炭素、いわゆる「すす」ですな、が増えて、「炭化(たんか)」に近い状態になってくる。

具体的に言うと、通常は窯の温度が900度過ぎたくらいから還元をはじめ、1200度を少し超えたところまで還元を続ける。窯によって違うが、5~6時間くらい還元する。

冷却還元は、それから最高温度になった状態から、900度付近になるまで、ゆっくりと温度を下げながら、還元を再び続けるということなのだ。

細かいやり方は、窯の状態やら、好みやら考え方やらで違うけど、おおざっぱに言うとそんな感じで、ゆっくり温度を下げるというのがポイントになる。うちに来ている西村先生は、超長い冷却時間が好きで、何十時間もかけて冷ましていくが、わしは数多くある生徒の作品をそんな時間をかけて焼くことは無理だ。ということで、少し負けてもらって、10時間ほどやった。

それで、なんでそんな面倒くさいことやるのかというと、それは作品が格好良くなるからなのだ。それも全部じゃないよ、やはり向き不向きがある。

単純には、信楽焼とか備前みたいな焼き締めものとか、志野とかが似合うといわれている。なんでかというと、これまた大雑把な話だけど、そういう焼き物はもともと薪で焚く穴窯で焼かれてきた。

穴窯というのは、やったこともある人はわかるけれど、薪をどんどんくべて、最高温度に達して、よしっここまでっと思ったら、全部蓋をしてしまう。閉じこんじゃうのだ。したら、窯の内部にはまだ当然燃えカスというか、薪が残っているので燃え続け、閉じられているので、酸素が当然不足する。そういうのを還元状態という。その状態のままで、ゆっくりと温度が下がっていく。ということで、冷却還元というのは薪で焚く穴窯の代用みたいなもんだとわしはおおざっぱに理解している。

それで、4窯というか、最終的には5窯やったその結果は!

じゃ~ん! 

いいのもあまり良くないのもありましたあ。

という実に普通の結果になったのであった。確率を上げたいけど、窯の制約があるので、あんまり無理はできないなあ。土丸展と、自由が丘教室というたいへん大事な話を始めておきながら、冷却還元で終わってしまった。でも、まあ、わしのブログはこんなもんです。

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コメント

まぁ、これだけブログも書いて無いと、潰れたか・・・と思ってました。

投稿: 匿名希望 | 2009年7月 6日 (月) 23時04分

わしもつぶれるかと思いました

投稿: 土丸おやぢ | 2009年7月 7日 (火) 08時53分

しばらくお邪魔していない間に、いろいろあつたのですね。

自由が丘は、つぼみ先生がおやりになるのですね。

なるほど、なるほど。


投稿: ひまてん | 2009年7月10日 (金) 10時42分

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