酸化コバルト高騰
うちの教室では釉薬のほとんどを自作している。なんせその方が安いからな。
本当かうそか知らんけど焼き物関連では、昔から一番儲かるのは釉薬屋ということになっている。
先週、前から頼まれていたルリ釉と黒マットを作ろうとしたが、原料の酸化コバルトがあまりないのに気がついて、気軽に材料屋に1キロ頼んだ。したら翌日、電話がかかってきた。今、酸化コバルトは、かつての3倍。1キロだと3万近くしますけど、よろしいですか?というのだ。えらい驚いた。そんなに上がってたのね。
それで、昨日、教室でうちのスタッフと話していた。こんなにコバルトが上がっては、例えば一番安い透明や土灰釉とは5、6倍違う。面倒だが、黒マットとかルリ使う時は、別料金で少しもらうかとか、半分冗談で話をしていた。
したら、生徒さんが話に入ってきた。
「それって、釉薬のバケツの横に待ってて、金払えとかやるの?」
「そうだなあ。それも面白いなあ。」
「外国のトイレみたい。」
「新宿とかにもあるぞ。なんかおばちゃんががんばっている。」
「行った事ない」
「前、腹具合が悪くて、外に出たけど、たはりもう一度とすぐまた入ろうとしたときは、払わなかったことがあるなあ。」
「そりゃ、だめなんじゃないの。1回は1回でしょ。」
「そんなこと言ったら、男と女の金額を変えるべきだろ。男の小便なんて、なんも使わん。だいたい、女は紙を使いまくるだろう。」
「何言ってるの!男の方が使います。トイレットペーパーをガラガラガラガラを無神経にひっぱてんじゃないの!」
「そんなことはない。そんな奴は少ない。わしは一人のときは、トイレットペーパーなんて、なかなかなくならなかったのが、結婚したらすごい勢いでなくなるので驚いたことがある。」
「そんなこと気にしてるの!まさか使いすぎるなとか言ったんでしょう。みみっちい」
「ばっ馬鹿にするなあ!そんなこと言ってない。ただ、一杯使うんだなあと思っただけだ。」
「そこがみみっちい。」
「女の方が、なんでもかんでも使うでないか!」
酸化コバルトの高騰が基で、わしがすっかりみみっちい男になってしまった。くそう酸化コバルトめ。そうだ、黒マットの上に白萩かけると、うっすらと青みがさすのは、このコバルトのおかげだからね。しかし、くそう。なんで、酸化コバルトがトイレットペーパーの話しになるんだ??
「DSCN0555.JPG」をダウンロード 諸悪の根源。1キロで買えないので、100グラム単位で買った。酸化コバルトたち。
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