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2007年7月31日 (火)

バリの夜

とは言っても、バリに出かけたわけでは全然ない。なんせ貧乏だからな。

うちの近所に去年スパができた。ものすごく近くて、行こう行こうと思っていたが、1年以上行ってなかった。それが、一昨日の日曜日、夜に一度行ってみることにした。

日曜の夜は、覚えていますか?雷とすごい雨が降っていましたよね。あの日。

そのスパはバリ風ということで、館内は東南アジアちっくな雰囲気が少し、それに館内着も何かアジアっぽい。館内のあちこちに、当温泉は安全、大丈夫という張り紙やらポスターがある。ああ、渋谷で爆発があったからな。ということは、ここ温泉なんだ。へー。

風呂に入ると、薄暗い。薄暗くて、遠くで稲光が見える。むう。こんなの好き。

風呂は温度によりいくつか分けられていた。37度とか40度とか、こりゃあ入りやすくて結構だ。

露天風呂に行ってみた。雨がけっこう強く降っているが、こちとら裸で、ぜんぜん構わん。いい気持ち。少しぬるめの、黒い温泉に浸かっていると、稲光が見える。音もけっこうする。

南国風のシュロのような木が風呂の周りに植えられ、バリをイメージしたのか、ガムランのような音楽が小さく流されている。夜で、照明がたいへん控えめなので、薄暗い。

雨は降っているが、さすがに夏なので寒くはない。風呂と相まって、もあーとした雰囲気が、本当に東南アジアっぽい。稲光とやや強めの雨が、まるでスコールの中、風呂に入っているようで、わしはすっかり気に入り、雷を見物していた。

でも、待てよ。これ、近くに落ちたら、わし、死ぬわな。真っ裸で。まあ、それはよいけど・・

ということで、雷に破れたわしは、露天をあきらめ、館内に撤退した。待ってろよ、次回はじっくり勝負してやる。ということで、昨日は一日おはだつやつやで、ほっこりということであった。なんか本当にどうでもよいブログになったが、今日はまだお風呂効果が続いていて、非常にゆったりした気分なので、これでおしまい。

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2007年7月26日 (木)

貧乏自慢

また情けないタイトルのブログになって、あちこちからおしかりを受けそうな感じ。

考えてみれば、わしはこの歳になって、しかも陶芸教室を4つもやっていて、まあ曲がりなりにも社長ではあるが、生徒にもスタッフにも女房様にも年中怒られてばっかり。つまらんわあ。

2,3日前にこんな話があった。

今度、土丸にも備前の土を導入した。前にもブログで書いたけど、そのままでは、ぶくが出たりするので、信楽の土を混ぜて調整した備前土。

したら、その土について、生徒さんが話し合っていた。緋だすきがやりたいんだと。緋だすきというのは、備前によくある装飾方法で、作品にわらを巻いて焼成するのです。そうしたら、わらの部分に緋色が出ると言うもの。元々は、重ねて焼くために作品がくっつかないようにわらを巻いたらしいんだけど、そのうちにそれ自体が装飾になった。

当然、わらをまくと灰がでるし、通常は「さや鉢」に入れて焼くわけだ。それで、生徒さんがそう言う話をしていたので、わしが口を出した。ちなみに、生徒さんも関西系です。

「さやに入れるんだったら、焼成代を少し多めに貰わんといかん」

「なんで?」

「さやに入れたら、さやが大きいでしょ。だから。」

「そりゃ、一個しか入れなかったらそうだけど、さやいっぱいに入れたら、ほとんど同じやないの。それに前にやったときは、そんなこと言ってなかった。」

「前の時は、さやに入れる時の焼成費をどうするか、計算するからちょっと待ってと言ってたら、なんかわしの知らん間に焼かれてたの。そんで、わしも忘れてたの。」

「忘れるくらいだったらいいんじゃない。」

「あかん」

「なんでえな。納得いかんわあ。」

どうも納得してくれそうもない。そこで、

「それはな。土丸が貧乏だから。」

と言うと、「なるほど」とか「それ言われると、そうやなあ」とか納得している。

議論には勝ったが、このむなしさは何であろうか。実にむなしい勝利ではある。それにさやに入れるための計算もせんといかんが、これも面倒くさいので、なんだかもうどうでも良くなってきたのだが、そんなだから貧乏なんだなあと妙に自分で納得したのであった。

おしまい。

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2007年7月21日 (土)

存在の危機

以前、頭髪の危機というタイトルでブログを書いたが、今回は存在の危機だ。

一昨日、夕方ころ女房様からメールが来た。うちの犬のトリミングというか、散髪をしたらしい。その写真が貼付されていた。なかなか丁寧にやられている。犬もやってもらったので、わしもお願いしますと返信した。

家に帰り、晩飯を食ってから、床に新聞を敷いて女房様がじょきじょきやりだした。前回、はさみについて、犬と同じ物ではないかと疑問を抱いたが、その後幸いなことに人間用であることがわかって、一応安心だ。

なんか頭の左部分を集中して切っている。わしはテレビを見ていたので、何も気にしていなかったが、女房様が正面にまわり、わしを見てゲタゲタ笑い出した。

散髪の途中で、ゲタゲタ笑うなんて。切られている方は、たまらん不安になる。なんだなんだ。鏡だ鏡を見せろと騒いで、鏡を見せて貰った。かなり短め。それはいいんだが、左だけ丁寧に切られているので、頭半分だけかさが低い。人造人間キカイダーのようになっている。

短くてもいいから、早く左右均等にしてちょーだい。

たいへん頭が軽くなった。快適だ。わしは、頭髪についてはかなり無頓着で、ほとんどほったらかしなので、快適であればそれでよい。気にしているのは、白髪で、わしは苦労が絶えないせいか、20代の後半から白髪が増えた。それで染めている。衝撃の告白だなあ。

白髪染めをして、しばらくすると、髪が伸びてきてなんか下半分が白くなる。さらには染めたのが色が落ちてきて、最近は赤茶色の毛になっていて、それが気になっていた。赤毛の陶芸の先生というのは、なんかいやだ。

それで、毛も染め直す。鏡を見ると、むう。なんか、むう。なんか。

翌日、教室入ると、こちらを見た、スタッフ、生徒、みな笑う。笑っている。笑っているのですよ。人に笑いを与えるのは、大変良いことだが、これは不本意ではある。あちこちで、「小学生??」「ガキ??がそのまま大きくなった??」というような声が聞こえる。

むう。確かに。でも46歳。

しばらくして、郵便局に行く用事があるので、バッグを肩に担いで外に出ようとすると、

「どこか行くんですか?そのまま放浪の旅に出るんですか?」とスタッフが聞く。

「ほっほうろうって、なっなにかな ぼっぼくはおにぎりがすきなんだな。」と答えると、

教室のあちこちで忍び笑いが聞こえ、「それは言っちゃいけないのかと思ってた。」とか言う。さらには、「先生、来週はぜひランニングを着てきてください。」とか言う。

土丸おやぢとしてのアイデンティティの危機である。わしは、おやぢではあるが、山下清ではない。放浪の旅には出たいが、一応の責任感があるので、教室を放り出して旅には出ないのである。

それから、生徒に呼ばれると、

「なっなにかな ぼっぼくにようじかな。」とか答えると、うけるうける。でもなんか不本意ではある。

夜、家に帰って、手を洗い、鏡を見ると、こつぜんと気がついた。このかんじは山下清だけではない。

試しに、そのまま、女房様に向かって、

「きょう じんるいがはじめて~」と歌ってみると、うけるうける。不本意ながら。

本当に不本意だなあと思いながら、今日も教室に向かわねばならんのであった。ざんねん。おしまい。

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2007年7月16日 (月)

台風おやぢ

昨日は台風であった。それなりに準備はしたが、幸いにも台風は海上を進み、本来なら一番強くなるはずの昼頃には、雨も上がって太陽が見えてきたりして、正直肩すかし。

無責任な話をすると、やはり台風というのは男を興奮させるのものなのだ。わしがそうだ。前日のブログのコメントの匿名希望男もそうらしい。

昨日の朝、中華街の教室に向かった9時頃は雨風も強く、走っている車も揺れを感じるほどだった。もう一人のスタッフは無事に来れるかなあとか思いながら、まあ教室に着いた。

教室が始まるのは10時。それで日曜は9時45分頃からぼちぼちと生徒さんが来出す。ところが、昨日は、9時半に第一号の生徒さんが現れた。こんな朝にご苦労さんですとか言うと、遅れちゃいけないと思って早く来ちゃったという。おやじである。

まもなく次の生徒も現れた。やはりおやじだ。第一号と似たようなことを言って、早めに来たらしい。

日曜の午前は、確かに他の時間に比べて男が多い。19人のクラスで、男は8人。

また次もおやじが来た。その次もおやじ。

そうか!やはりおやじというか男は台風だと興奮してしまうのだ。それで、ただの雨だったら面倒くさいなあとか思うだけでも、台風となると、いてもたってもいられなくなって出てきてしまうのだ。

たぶん、奥さんは「あなた 今日はこんな日だし、行くのやめたら。」とか言ったであろう。しかし、おやじはその言葉にますます刺激を受けるのだ。こんな台風ごときに負けてはおられんと、ついいつもより早く来てしまうのだ。おやじ恐るべし!実はわしもそうなのだ。

そんな話を、早く来たおやじ生徒たちにしたら、やはりそうだという。そうかそうか。そう言う話をしている間にも、おやじが来る。来る。笑ってしまった。

なんと、教室が始まるかなり前に、おやじばかり7名揃ってしまった。1名は先週から休みと言っていたので、おやじ全員出席。その時、女性はまだ1名。

早くついたおやじ生徒たちは、椅子を出したりいろいろ手伝ってくれる。実にありがたいが、やはり台風に興奮したおやじばかりが集まっているのは、ちょっと異様だなあ。と台風に興奮したわしは少し思ったのであった。おしまい。

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2007年7月15日 (日)

台風の朝

7月15日日曜日。台風4号は静岡のあたりにいる。外は当然のように雨。

果たして、今日は生徒さんはやってくるのであろうか?

それよりも、スタッフは教室にたどり着くことができるのであろうか?

不謹慎ではありますが、子供の頃から台風とかけっこう興奮して待っていた。幸いにも多大な被害とか受けたりしたことがないからかもしれないけれど。

台風が近づくと、おやじが家のあちこちに板を打ち付けたりとかしていた。ああいう光景は今、ほとんど見なくなったけれど、なんでかな。家が丈夫になったのかな。

わしがまだ小さい頃、伊勢湾台風だったかなんかの台風の時に、家の玄関の引き戸がぶっとんだことがあった。あれはさすがに怖かった。

まあそんなことはどうでも良いか。

土丸の今日来る予定の生徒さんの連絡先を、昨日各教室でリストにしてもらった。今日、もし電車が止まるぐらいになれば、教室はお休みになる。したら、連絡しなければならん。

テレビを見ると、大荒れの海が写っている。あれを見ると、やはり少し怖い。

わしは、学生のころ、陶芸とはぜんぜん関係のない、水産学部にいた。水産学部は良いよ。船に乗ってあちこちに行ける。

船に乗って、あちこちに行くと、当然だけど、海が荒れたときとか、えらいことになる。だいたい、海の上というのは遮るものが何もないので、風がえらいつよい。陸上の倍ぐらいの感覚だ。風やら波がぶつかってくる。船はゆれるゆれる。机の上に置いておいたものは落ちる落ちる。

ブリッジというと、舵をとったりする船の中枢部で、わしが乗っていた船はブリッジは海面から10メートル以上あるのだけれど、波をかぶるかぶる。

なぜかみんな無口になって、海をじっとみつめている。何かをつかんでないと、よろけてしまう。

そんな記憶がよみがえりながらも、まずは今朝、いやがる犬を外に連れて行って、用を足させなければならん。すべてはそれからだあ。と気合いを入れて、出かけるのであった。おしまい。

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2007年7月13日 (金)

朝の出来事

昨日の朝、軽い地震があった。朝の5時過ぎだったか。

時々不思議なことが起きたりする。地震が起こったときも、なぜか自然に目覚めていて、「うん??なんか来るのか??」という感じで横になりながら、何かを待っていた。すると、まもなく、軽い揺れが起こった。

わしは、地震があると約1分待つ。わしが住んでいるのは横浜で、関東であり、皆が住んでいるのは関東ローム層という柔らかい地盤の上だ。関東ローム層の下には結構固い岩盤があり、丁度おわんにゼリーが入っているような状態。

まずは、本震かどうか待つ。震源地がどこであれ、予震だとしたら、1分ほどで本震が来る。はず。どうも来ない。では揺り返しを待つ。これもない。

地震波は、おわんの壁にぶち当たり、ゼリーを伝わって行ったり来たりする。だから、関東というのは、基本的に地震に弱いというのを以前何かで読んだことがある。

それから、地震が来たら、なにやら1分ほど身構えて待つようになった。これが良いのか悪いのかさっぱりわからん。

女房様も地震に気づいて起き出して、部屋の中を走っている。わけがわからんが、どうも怖さを隠すためらしい。それと、走っていると、揺れがわからないかららしいが、こういう対応はいかがなものか。

犬(ツナヨシ)は、思いっきり、寝ぼけ眼だ。犬として、それでいいのか!あまりに野生がないではないか。わしの方が起きて揺れを待っていたので、野生では勝っているぞ。

テレビをつけてみると、震度は3ほど。ううん。よかった、これなら教室に影響はなさそう。

当たり前の話だが、陶芸教室は地震に弱い。作品が倒れる、割れる。そりゃ困る。でかい地震が来たら、たぶん、窯の中の作品などもこけたりするだろう。幸い、今までそんなことはないけれど。まあ、そんな大きな地震なら、陶芸どころではないわな。

せっかく地震で起こされたので、土丸のホームページを超久しぶりにいじくった。というか、土丸展の作品の写真を早くアップしなければならん。

朝は良いな。なんか仕事がはかどる。というか、今朝も5時半に起きた。最近は、朝5時から6時には起きて、ごそごそと仕事などしている。そのせいか、夜寝るのが早くなった。NEWS23を最後まで見ないで寝ることもしばしば。

ん!ということは、わしは地震を予知して起きたのではなく、起きるべくして起きたのか!なんかそんな気がしてきた。せっかく、犬に、野生自慢をしたのに・・残念。

しかし、なんで最近こんなに早く起きるようになったのだろうか。おやぢではあるが、これは老化なのだろうか?ということから、若いとはどういうことかとか、老いるとはどういうことかなど、考えても仕方のないことをぐずぐずと考えているわりとどうでもよい出来事とは言えないような朝の出来事であった。おしまい。

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2007年7月 4日 (水)

右往左往

そんなこんなで土丸展も終わったのであった。まあ、大盛況と言えるのではないか。
参加してくれた人、お手伝いしてくれた人、見に来てくれた人、ありがとう。

途中経過や、パーチーがどうであったかなど、本来ブログに書くべきことは山ほどあるが、なんせ忙しく、ブログる暇がなかった。本当だよ。

今年の参加者は、総計で154名。スタッフの分もあわせると、170名程度の展示会だ。
けっこう大規模だと思う。

先週の火曜日の朝に搬入をやった。レンタル机35脚、9万3千円也を、わしの愛車のライトエース、ホワイトアローで運び入れ、各教室の作品も、みなの手で運び入れる。10時に開始して、13時までにだいたい終える。

15人くらいの手伝いの人が来てくれ、まさに右往左往。あらかじめ、展示計画として、展示の方法を作って置いたが、実体とあわない部分やら、いろいろ出てくる。さらには、展示品の前には名札が置かれるが、そこには作品タイトル、使った土、釉薬、酸化か還元か等、書いてある。

お互いに参考になるようにだけど、それがないだの、名前が間違っているだの、いっぱい出てくる。

はい。全部わしが悪いんです。前夜、ほぼ徹夜で作品タイトルやら展示計画を立てたけど、なんせ眠かったからな。

まだ手直ししなければいけないものはいっぱいあるが、とりあえず夕方で終了。女房様が風邪でここ何日か具合が悪いので、総菜など買って帰る。

したら、女房様、風邪をこじらせ、ぜんそくが出て、その夜に入院と言うことになってしまった。
このあたり、詳しく書くと、ややこしいというか、ええい 女房様に苦労を掛けているわしが全部悪いんです。

土丸展は続いているので、そんなに病院に行けるわけでもなく、わしは右往左往。

中略

日曜に土丸展が終わった。約800名くらいの人が見に来てくれたと思う。その夜にパーチーがあり、月曜に搬出。その月曜に、女房様も無事に退院。

ああ、よかった。

パーチーでは、酒の入った生徒やスタッフに、女房様をもっと大切にしろとさんざ説教された。こっちで説教、こりゃたまらんと、逃げようとすると、本当に首根っこ押さえられて、また説教。隙を見て逃げ出し、外でたばこ吸っていると、別のスタッフが来て、また説教。

はい。わしが全部悪いんです。

女房様も、入院の後半はかなり元気で、暇でたまらないらしく、わしが行くたびに説教。

この一週間は、ほぼ説教で埋め尽くされたのであった。

それで、関係はないけど、作品をホームページにアップしたりしたいんだけど、家のデスクトップパソコンが壊れたまんまで、大容量のデータがアップできない。なぜか、このノートパソコン、家の光ファイバーにどうしてもつながらない。

困った困った。

そう言えば、わしの土丸展に出す予定の作品だが、純白のつくばいを出してやろうと思って、速効作ったら、見事に本焼きで爆発してこなごなになっており、仕方ないので、展示会の途中からジンギスカン鍋を出展し、みなの失笑を買ったのであった。

ジンギスカンはおいしく焼けたよ。

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