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2007年6月18日 (月)

もう10年

朝、メールチェックをしていたら、生徒さんからメールが来ていて、

「土丸は、来月10年になるんですね。」

と書かれていた。そういえばそうだ。10年だ。早かったなあ。というのが実感。

10年たっても、教室は理想からほど遠く、まだまだ先は長いのだよ。ふふふ。

10年前、わしと妹ともう一人女性がいて、社員は3名、そして講師は4名の計7名で始めた。妹は嫁に行き、もう一人の女性もやめ、講師も一人去り、もう一人はやはりおととし嫁に行き、それでも2人残っている。

そういえば、その一人から、「わたしの青春を返して!」とか言われたことあったなあ。別にわしは彼女の青春をうばったわけではないが、彼女は20歳になったばかりから、うちで仕事を始め、20代はすべて土丸。そりゃそうも言いたくなるわな。

そのスタッフも、今年嫁にいった。まだ、仕事しているけど。うんうん、あいつは結婚してもう少し落ち着くと、いい女になるだろうなあとか、このあたりすっかり過去を振り返り、おやぢしてます。

もう一人、最初からいるのは、これはぜんぜん変わってないなあ。この間も、教室の売上を銀行に入金するのに、通帳とお金持ったまんま、銀行素通りして忘れて帰っちゃうし、常人では考えられない行動は、10年たってもかわらない。

しかし、わしは感慨にふけっているわけにはいかんのだよ。まあ、10年もたつとスタッフも増えて、今まで何度も書いているけど、そいつらを食わせねばならん。

それで現実にもどる。10年というのは忘れていたが、来月というか、今度、土丸で新しい試みをやるのだ。教室の内容というか、教える内容的には、わりと常に新しいことばかりやっているのだが、今度のこれは教室のシステムに関する部分。

わしが、あれほど嫌っていた、月謝の銀行引落を始めることになった。ああああ。

わしが引落が嫌いなのは、生徒が来ようが来まいが、自動的にお金をいただくという、あの仕組み。そんなことしたら、教室をよくしようといういう気が起きなくなるわな。

それで、土丸設立当初から、引落にすべきだと言われたのを無視して、突っ走ってきた。生徒さんが来て、毎月、来月も来ようと思わないと、お金がもらえない。

これこそが、本来、教室があるべき姿だろうと、思っていたのだ。それは、わしがスポーツクラブに入会し、1年半以上、引き落とされ続け、その間に2回しか行っていなくて、えらい損した気分になったという極めて私的な反省から出ているのだ。

しかし、スタッフも増え、やはり安定させねばならんので、このたび残念ではあるが、引落を始めることにした。わしは、馬鹿みたいではあるが、月謝でも、年末年始みたいに3回しかない月は3回分の月謝しかとらない。しかも年末年始は生徒さんも、忙しくて来る人も減る。当然、売上はがた落ち。苦しいわあというのを10年続けてきました。あほですな。

10年やらねばわからんのかと言われても仕方ないけど、そういうこともあって月謝引落を始める。ただし、普通の引落はやらないよ、だって土丸だからな、ふふふ。

まず、振り替え(月に4回来れない場合)はもちろんできる。過去2ヶ月分できる。それどころか、まだお金を貰ってない、来月分を今月に持ってくることもできる。これはずごい!たぶん、日本でうちだけだろう。生徒を信用しきっている。

さらには、夫婦とか家族で共有できるし、友人・知人を招いての体験コース代として使って貰っても大丈夫。

さらにさらにとどめで、それでも何かで使い切れなかった場合、「焼成割引券」という材料費に当てられる。

これなら、わしのスポーツクラブのようにただ引き落とされるということはあるまい。

なんか今回のブログは、懐かしく過去を振り返ることから始まり、月謝銀行口座振替という、なんかなまぐさい話の言い訳と宣伝に終わるなあ。まあ、このブログ自体、脱線しまくって、どうでも良い話ばかり書いているけど、本来の目的は教室の宣伝だから、これでいいのだ。

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2007年6月17日 (日)

ジンギスカンときゅうり

もっと早く書くつもりだったが、だいぶくたびれているので、少し遅れてしまった。

この前の水曜日、土丸展のパーチーに使う「ジンギスカン鍋」を作った。土丸展に向けて、窯たきはスクランブル体制に入り、ちょっときついが、完全に夜中の窯たき。還元開始が夜の11時、ということは朝の4時までかかる。

そういう時間があるので、ちんたらとジンギスカン鍋を作り出した。ちんたらというのは、昼間、一応仕事をしていたので、もうくたびれているので、颯爽と作れないのですね。

ジンギスカン鍋は、なんかヘルメットみたいな形をして、表面に凸凹がある。これはジンギスカンの兵士が、兜を使って肉を焼いたからとか、うそくさいようなごもっとものような話がある。

ろくろで作ると面倒なので、家にあった鋳物のジンギスカン鍋を型にして、たたらで作ることにした。

Dsc02627 これが元のジンギスカン鍋。よく見ると、なんか先進的な形をしている。格好良いなあ。

Dsc02634 こういうものを型にするには、わしが開発した(??)ティシュペーパー方式を使うのが良いのだ。普通に粘土を乗せると、当然くっついてしまうし、片栗粉をふったぐらいでは、なかなかとれないので、ティシュを表面にかぶせて、濡れたスポンジで叩いて、張り付かせるのだ。

Dsc02635 そんで、土鍋土で丸く作ったたたらをかぶせる。ちなみに、この場合、表面の凸凹もいっぺんに写したいので、鍋の裏を使った。

ただかぶせただけでは、形がうまくとれないので、、さらしを湿らせて丸くし、細かく叩く。すると、凸凹まできれいに写せる。はず。

Dsc02641 それをひっくり返して、型からはずし、まわりにひもで縁をつけたらこうなった。割と簡単。ちんたらやっていたけど、1時間半で2つ作った。

このティシュ方式はすぐれもので、ほとんどありとあらゆるものを超お手軽に型にできる。少し、紙のしわがつくけれど、なでてしまえば良いのだ。前はコーラ瓶を型にしたこともある。

そんで、こんなことしていたら、もう3時。木曜の朝なので、コミックモーニングが出ているはずだと思って、近くのセブンイレブンに行ってみた。したら、そこには衝撃のものが!

何を考えているのだ、PEPSI!サントリー!「アイス・キューカンバー」というものが売られていた。キューカンバーというのは、きゅうりですな。POPが、いっぱい。「コーラときゅうりのコラボレーション」だとう。こちとらきゅうりが大嫌い。世の中から、きゅうりなんてなくなれば良いのにと、日頃思っていて、わしの家では未来永劫、きゅうりは食卓に出ない。出さない。わしが作った家訓なのだ。

しかし、気になる。気になって気になって仕方ない。でも買う勇気がない。ずいぶん長いこと、冷蔵庫の前で悩んでいたが、こんに眠くて体調の悪いときにきゅうり風味のコーラなんか飲んだら、たいへんなことになるかもと思って引き下がった。

しかし!あきらめないでいると、リベンジの時はやってくる。昨日、スタッフと昼飯を食っているとき、その話をした。一人が異常に興味を示す。そのまま、一緒にコンビニに行くと、ちゃんと売られている。わしは、悪魔のように、そのスタッフをそそのかし、買わせてしまった。はるちゃんごめんね。

そんで、一口それを飲んだスタッフの顔がゆがむ。 「お おいしく ないんだあああ」

コーラの栓をおちょこのようにして、少しめぐんでもらう。 「うわああ ぎゃあああ」

そのスタッフは、ただちに携帯電話を取り出し、もうひとりのスタッフを呼ぶ。どうしても飲ませたいみたい。ううん、なんか、その気持ちわかる。

いつの間にか、ジンギスカン鍋から、アイスキューカンバーに話が移ったが、それほどインパクトが強い出来事だったのだ、わしの中では。

はるちゃんは、もう一人のスタッフにそれを飲ませたあと、捨てたらしい。まことにもったいないことであったが、しかし何を考えているんだ、PEPSI、サントリー!

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2007年6月10日 (日)

まもなく土丸展

あれよあれよという間に月日は流れ、もうじき土丸展だ。

早いものだなあ。あっ土丸展というのは、うちの教室の展示会です。年に一回、6月末か7月頭に、大倉山記念館というところでやるのだ。

去年の今頃は、土丸展パーチー計画と称して、陶板たこやき器の話など書いていた。今年は、パーチーでジンギスカンをやる予定で、ジンギスカン鍋を作らねばならない。なんせわしは焼くのが好きだからな。でも、これはそんなに難しくなさそうなので、たいしたことはない。

わしの頭を現在悩ませているのは、土丸展の作品の展示だ。こういうものは、ぜひとも参加して展示することが楽しいので、今年は、それ出せやれ出せと生徒さんを引っ張ったら、140名ほどの参加者になった。うれしい。ううむ。でも、これだと机がいくつ必要になるのだろう。

ということで、さっきから昨年の展示表を見ていた。昨年は117名で、机は30ほど借りた。今年は20名ほど多いので、単純計算だと、あと7つほど机を借りればよい。

けれど、そうしたら、どういう机の配置にすべきか。ううむううむと、唸っているわしであった。

そうだ。まずは土丸展の告知を!6月26日火曜から7月1日日曜までやっていて、朝10時から18時まで開けています。初日は13時より、最終日は17時で終了。場所は、大倉山記念館のギャラリー。東急東横線大倉山駅から徒歩で、元気なら7,8分、疲れていれば15分。というのは、大倉山記念館は、けっこうな坂の上。毎年、年輩の人から、「年寄りをいじめるな!」とか言われております。すみません。

現在、教室では土丸展に向けて、あれやこれやといろんな作品がいっぱいできつつある。人間って本当にすごいなあと毎年感心する。そして、まあそういう場所を提供しているということが、矜持でもあるのだなあ。ふふふ。

ということに満足していてはいけないのだ。なんせ満足したらおしまいだからな。

困ったことは、わしの作品がまだできていないし、まだ何を作ろうか考えている段階だからな。あと2週間。もう作らないと、さすがに間に合わなくなる。ううむううむ。と唸りながらも本日は二子新地で窯たきなのだ。そして、冷蔵庫に賞味期限1日過ぎの「とろけるあんにん豆腐」を大量に発見し、掃除掃除と言いながら、食い尽くすつもりのわしであった。

本日はこんなもんでおしまい

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2007年6月 8日 (金)

膝が笑ってらあ

自転車を買った。唐突に買った。唐突と言うか、前日に、NEWS23で、自転車ツーキニストとかいう特集を見て、運動になるし、ECOだし、と良いことずくめの話を聞いて、

おお!わしもECOしよう。ガソリンも節約できるし、けちなわしにはぴったりだあ。

と思って、昨日の午後からオリンピックという店に行って、自転車を買ってきた。14400円。後ろに荷台をつけて貰って、プラス1500円。

買ったばかりのものって、乗りたくなる。ちょっと乗り回していたら、実に気持ちがよい。

そこに二子新地の教室から電話がかかってきた。夜のクラスの予約が多いので、助けてくださいとのこと。まかせとけい!

夜のクラスは6時から。うちからだと二子新地まで、夕方だと少し混んで車で40分ぐらいかかる。ということは、自転車でも1時間もかからないだろ、夕方だと、車と変わらないんじゃないか。

わしははりきって、夕方、自転車で二子新地の教室に向かいだした。夕方の風が気持ちよい。鶴見川を渡り、きわめて快調。ちょっと気になるのは、前のかごに入れた、備前のサンプルの素焼きががちゃがちゃいっている。これを二子新地の窯に入れて焼こうと思っているのだ。

平坦地になって、ぐいぐい漕ごうと思って、気がついた。サドルが低い。力が入れにくい。でも、サドルは一番高くしてある。変だなあ。

それになんだか、ペダルの円が小さいような、とにかく力が入れにくい。

まあ、それでもうんせうんせと漕いでいると、そのうちに、ロードレーサーに乗った通勤帰り風のおじさんに、あっという間に抜かされてしまった。

うあ!すっすごい! 見れば、一漕ぎのスピードが全然違う。速い。わしは遅い。

わしが買ったのは、ママチャリではないが、街乗りの安物だ。近場をちょろちょろ走るためのもの。一応、6段変速のものを買ったが、わしが3漕ぎするあいだに、向こうは一漕ぎ、それで、むこうが断然速い。

そういえば、わしは10年ほど前は、ロードレーサーの20段変速の自転車を持っていた、けっこう高いものらしかったが、人からもらったのだ。それは、いつの間にやらなくなってしまった。

6時3分、ぜいぜいしながら二子新地教室に到着。ちょっと遅刻。実は、家を出るのが遅かった。5時20分頃出たので、45分ほどかかっている。思った通り、車とあまりかわらん。

自転車をとめ、教室へ、階段をのぼりだした、ありゃりゃ、膝に力が入らん、よろめく、膝が完全に笑っている。

むう、後先考えずに、来てしまったが、考えてみれば、今夜帰らねばならん。帰れるかしら・・

教室は9時に終わり、あとかたづけとかしてたら10時半になった。一人で気合いを入れ、帰りの道につく。おりゃあああああああああ。

気合いは入っているが、力は入っておらん。ちんたらちんたら。おなかが空いたので、途中ですきやに寄って、飯など食ったりしていたら、家に着いたら、もう今日になっていた。

なかなか自転車ツーキニストは大変だ。もう少し、高い自転車を買いたいと思いながら、明日も乗るぞと心に誓いながら、床に倒れ込んで眠ってしまったわしなのだった。おしまい。

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2007年6月 4日 (月)

それっぽい備前

Dsc02611 またしても月曜の昼休みに、マックでモバイルの「できるビジネスマン風」ブログのお時間なのだ。

最近、いろいろと悪戦苦闘していた、「備前」風ができた。

Dsc02609 こんな感じ。どうよ なんかちょっと備前っぽいような。

他にもあるよ

Dsc02610 こんなのもある。先の写真とほとんどかわらんけど。土の組み合わせがちょっと違うのだ。

さて、上の3つの写真ですが、実は本物の備前の土で作ったものも混じっている。どれでしょう?ふふふ。

実は一番最初のやつが備前の土、あとは、うちの教室で使っている土を組み合わせたものなのだ。なかなか、どれもそれらしいではないかと、わしはけっこう満足しておる。

先週の金曜日あたりから、この備前シリーズを教室で紹介しだした。うちの教室は、土丸でも、中華街の社会保険センターでも、陶土はキロ1000円で焼成費込みという形で売っている。陶芸教室だと、まあ安い方だと思う。それで還元とかもできちゃうからね。

備前土は、さすがにそういうわけにはいかん。土がちょっと高いというか、かなり高い。前にも書いたけど、備前は土が特殊でゆっくりゆっくり温度を上げていかねばならんので、そっちのコストもかかり、3倍するかも~と生徒を脅しておいた。

ゆっくり焼けねばならんのは、わしも困るので、備前土に信楽の土を少し混ぜ込んだ。できるだけ、もとの土の風合いがかわらないように、何種類かテストし、無事に普通に焼けるようになった。それと同時に、信楽の土を混ぜ込んだりしたので、土の原価も下がる。

3倍だあと、騒いでいたのが、1.8倍ぐらいでできると、案内したら、みんな本物の備前土を使いたがる。上の他の写真の合成備前は、1.2倍ね。

実は先週の木曜、金曜と2日続けて、この本備前の調整と合成備前作りで、10時間近く土を練りまくって、今週は腕がつっぱってしまっている。そんで、困ったことに、本備前は、すごい勢いでなくなるが、合成備前が、ぜんぜん売れません。

まあ、このあたりはわしが悪いんだけど、本備前を 「今回かぎり! 今回かぎりですよ!」とか「破格のお値段!ここらで拍手が欲しいですねえ」とか、夜中のテレビ通販みたいに案内しちゃったからな。実際、仕入れた備前土を売り切らねば、どうもならんし。

しかし、本備前ばっかり売れてしまい、実は今日の午後、時間があればまた調整のために土を練らねばならないのだ。ううむ。それはそれで、ちとつらいなあと思いながら、本日はビックマックを食うわしなのだった。

          

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