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2007年3月 1日 (木)

ヤキータ内職

前回のブログで、夜中に内職をしていることを書いた。この内職はあいかわらず続いている。とひょひょ。

この前はあまり詳しく書かなかった。理由はもちろん面倒くさいからだが、そんなこと言ってられなくなった。

わしが内職をしていたのは「ヤキータ」という代物で、ちょっと見にくいが、携帯のカメラで撮った写真が以下のもの。

Image044 Image045

これは、鹿児島のシラス(火山灰)を固め、表面に釉薬を塗って焼成したもの。これをグリル(お魚を焼くとこ)の底に敷いて、肉や魚を焼くと、遠赤外線の力により、早く美味しく焼けるというもの。

なんの変哲もない白い板ではあるが、けっこうハイテクというか、いろいろミソがある。

まず、遠赤外線。シラスと言うのは、遠赤外線がやたらでる。それも60度を越えたあたりからさかんに出るらしい。今まで10分かかって焼いた魚も、6分ぐらいで焼けちゃう。

次に臭い。ここで使われているのは、ただのシラスではない。シラスバルーンという、超微細な穴が開いたもの。これは、シラスに超高圧加工をして開けた。言ってみれば、ポンせんべいみたいなもんだな。それで、この穴が臭いを吸着させる。全部とは言わないが、従来より、臭いは減る。

このように優れものである「ヤキータ」であるが、2年ほど前、川崎のある会社が、わしのところに持ち込んできた。釉薬をかけて焼きたいとのことで、温度の制約等あり、わしが焼成に関してはさまざまな実験、アドバイスをして、できあがったものなのだ。

これは、もともと、生協で売る予定であったが、残念ながら生協の要求する数が、鹿児島で生産するもとの板の関係で、揃えることができず、立ち消えになって、何の因果か、わしの手元に来た。

これはわしもいろいろ苦労をしたのだ。焼成に関して、けっこう低温で焼くので、安定して焼いてくれるところを探しに、瀬戸まで行ったり。さらには、当時、わしはすごく良いことを考えていたのだ。

知的障害者の作業所とかに、よく陶芸窯が置いてある。作業所は、なかなかお金がもらえる仕事がないので、これを焼いてもらって、焼き賃を払えばよいのでは?こっちも助かるし、むこうも仕事になる。

そのために、誰でも簡単に釉薬が塗れるように、工夫し、最後にたどり着いたのは、ペンキを壁に塗るときに使うローラーで、これを使って1往復。すると大体だれでも塗れる。

さらには、ロゴを入れねばならないので、ロゴをスタンプにしたり。

それを持って、わしはあちこちの作業所に行き、実際にずいぶん焼いてもらった。この仕事が順調に行けば、ずいぶん助かる作業所もあったのだが、振り返れば残念至極だ。

とにかく、これ、一枚3600円で売る予定であったが、そんなこと言ってられず、一枚1000円です。誰か、買ってくれ~。

というような感じで、教室で売っております。この2、3日で、同情からか、ちょろちょろ売れました。しかし、ものは確かなのよ。本当に、早くおいしくなるのよ。

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コメント

誰かにネット販売してもらってはいかがでしょう?

投稿: やまばれやすこ | 2007年3月 1日 (木) 14時44分

なんか、商材的にネットにあわないような気がします。
ネットで売ると、そもそも怪しいのに、怪しさ20倍みたいな感じ。

投稿: 土丸おやぢ | 2007年3月 5日 (月) 03時54分

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